いざマンションを買おうと思い立つと、予算内で買えるマンションを色々物色する訳になります。
私もその一人になりますが、そんな中で私なりに色々調べながら芽生えた考えについて書いていこうと思います。
新築or中古
まあ、誰もが最初にぶつかる壁でしょうね。
私もご多分に漏れずぶつかってます。
調べてみると、ほぼ100%くらいの確率で言われているのが『新築は買うな』という内容です。
新築より中古が良い?
新築がダメな理由
- 材料費の高騰で価格も高騰、あるいは質が低下
- 大抵は青田買いなので、現物確認が出来ない
- デベロッパーの経費や利益の分、価値以上の値段になっている
- その影響で、住んだ瞬間に資産価値が激減する などなど
現在世間では、こんなことが言われています。
対して中古が良い理由
- 今の新築より面積が広く、天上も高いものが多い
- 建具も良いものを使っている
- 現物を見てから買える
- 何より資産価値の下落が緩やかになる などなど
特に20年くらい過ぎると資産価値の推移は横這いに近くなるそうです。
私の感覚では、中古至上主義の考えは資産価値に特化した意見なのカナ?って印象です。
ただね、条件次第では新築の方が良いんじゃないカナって思えてきました。
中古より新築か?
私が思うに、上で挙げた意見は購入予算がイコールではないと思うんですよね。
恐らくですが、『新築で4,000万円マンションを買うより、中古で3,000万円のマンションを買った方が良い』って考えだと思います。
でも普通、マイホームを買おうと考えて予算を4,000万円で設定すると、新築の4,000万円と中古の4,000万円を比較しませんか?
あと、一戸建てと違ってマンションの場合は住み替えも視野に入れませんか?
そこで、4,000万円の新築と中古(築15年)のマンションに10年住んで住み替える条件でシミュレーションしてみます。
諸費用
- 新築・・・諸々含めて200万円くらい
- 中古・・・諸々含めて300万円くらい(やっぱり仲介手数料は大きい)
住宅ローン控除
- 新築・・・全部で350万円くらい
- 中古・・・全部で200万円くらい(個人が売り主の場合上限20万円/年)
住まい給付金
- 新築・・・20万円で仮置き(10~50万円らしいので)
- 中古・・・貰えない
最終結果
最初に前提として、10年間で1,000万円の返済が終わって、残りのローンが3,000万円残っているとします。
その場合、新築は200万円の諸費用を払って370万円を手に入れる(+170万円)。
そして築10年を3,000万円以上で売らなければいけない。
対して中古の場合は諸費用を300万円払って200万円を手に入れる(-100万円)。
そして築25年を3,000万円以上で売らなければいけない。
う~ん、、、住宅購入の制度や、住み替える必要が出るかもしれないことを考えると新築も悪くなさそうですよね?
なかなか、築25年を買おうって買主は現れなさそうですもんね?
現に私は買おうと思いませんもん。
我が家の選択は
一応は新築が良いかもね?ってところに落ち着いています。
因みに何で住み替えの事を考えるかっていうと、とある不動産系のYouTuberが言っていたので考えに入れるようにしました。
なんでも、将来のことは誰にも分からないので、
- 仕事の関係
- 子供が増えた
- 親との同居
その他色んな事情で住み替えが必要になる可能性は0ではないので、『マイホーム=終の棲家』という固定概念は持たない方が良いよってことらしいです。
とまあ、ここまで書きましたが一筋縄ではいかないのがマイホーム購入。
まだまだ色んな悩みを抱えています。
ホント、家を買うって大変ですね。
ではまた(^^)/