2024年から始まる新NISA。
最大1,800万円の非課税枠をどのように活用すべきか悩みに悩んでいます。
そこで、スタートダッシュで躓かないよう、私が2024年1月から新NISAをどのように攻めていくのか?私なりの考えを纏めておこうと思います。
今回は新NISAの成長投資枠で購入する債券ETFは何を購入していくかを書いていきますので、現在検討中の人や、これから検討を始める人も、良かったら参考にしていって下さい。
尚、下の記事を読んでおくと、今回書いている内容がより分かってもらえると思うので、良かったら合わせて読んでみて下さい。
まずは結論から
新NISAの成長投資枠で購入する債券ETFは下記の3つにを購入していこうと思います。
- NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信(2511)
- NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2519)
- iシェアーズ・コア 日本国債 ETF(2561)
銘柄絞り込みのプロセスは?
まず日本取引所グループのホームページを調べた結果、債券ETFは全部で34種類ありました。
内訳としては、国内が2銘柄、外国が32銘柄です。
数の多い外国分は比較するのが大変なので、候補を絞り込む為に以下の2点で絞り込みをします。
- 信託報酬は税込みで0.2%未満
- 外国債券は複数国で構成されているもの
これだけで以下の6銘柄までETFの銘柄が絞り込みができました。
- NEXT FUNDS国内債券・NOMURA-BPI総合連動型上場投信(2510)
- iシェアーズ・コア 日本国債 ETF(2561)
- ABF汎アジア債券インデックス・ファンド(アジア国債・公債ETF)(1349)
- NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信(2511)
- NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)連動型上場投信(2512)
- iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり)(2853)
比較した内容と最終的な決め手?
それぞれの債券ETFについて、私が比較した内容は以下の通りで、純資産総額が100億円以上のETFから信託報酬が安いものを選ぶという方法をとりました。
2510 | 2561 | 1349 | 2511 | 2512 | 2853 | |
---|---|---|---|---|---|---|
純資産総額 | 600億円 | 230億円 | 4,500億円 | 300億円 | 1,000億円 | 30億円 |
信託報酬 | 0.077% | 0.066% | 0.198% | 0.132% | 0.132% | 0.11% |
まず、iシェアーズ 気候リスク調整世界国債 ETF(除く日本・為替ヘッジあり)(2853)は純資産総額が100億に満たないので、この時点で脱落ですね。
あとは残ったETFから信託報酬が安い物を選ぶだけなので、国内債券については本当に僅差ですがiシェアーズ・コア 日本国債 ETF(2561)で決まりです。
外国債券については2511と2512が同じ信託報酬となっていますが、これは同じ外国債券のヘッジ有り無しが別のETFとして設定されています。
これに関しては完全に好みだと思いますので、私はヘッジコストが掛からないという点を考慮して、NEXT FUNDS外国債券・FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジなし)連動型上場投信(2511)に決めました。
因みにこちらは"世界国債"とありますが、対象は先進国債券のようです・・・。
ここまで来ると、気になる3つ目の選択肢
ここまでで日本の債券と日本を除く先進国の債券が網羅出来たのですが、そうするともう1コ気になるセクターの債券が出てきちゃいますね?
そう、新興国債券です。
債券の中ではリスクが高いとされていますが、その分リターンも大きくなるので、是非ポートフォリオに含みたいということで調べてみたら、以下の3つがヒットしました。
- 上場インデックスファンド新興国債券(1566)
- NEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2519)
- iシェアーズ米ドル建て新興国債券 ETF(為替ヘッジあり)(2622)
それぞれを例に倣って比較すると、こんな感じです。
1566 | 2519 | 2622 | |
---|---|---|---|
純資産総額 | 180億円 | 25億円 | 55億円 |
信託報酬 | 0.495% | 0.209% | 0.495% |
純資産総額で見れば100億円以上は1566のみですが・・・、如何せん信託報酬が高い・・・。
2622の方も同様の信託報酬ですね・・・。
2519の信託報酬は、条件から0.09%はみ出ていますが、まあそれなりに許容範囲と言えなくもないところなんですが、純資産総額が心もとないような・・・。
まあルールを捻じ曲げてまで無理に入れる必要もないんですが・・・、でも入れたいっ!
ってことで、信託報酬の一番低いNEXT FUNDS新興国債券・J.P.モルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・プラス(為替ヘッジなし)連動型上場投信(2519)を買ってみることにしました。
上場廃止したら、その時はその時で諦めます(^^)
次回予告
次の記事は、丁度良いタイミングでもあるので、一区切り付ける意味でも、これまで色々書いてきたことを総集編的な感じで纏めてみようと思います。
とりあえず、考え付く限りでは考え尽くしたつもりなので。
ではまた(^^)/